【課題解決型FP事務所】
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◎老後の生活 何にお金がかかる?
老後資金をどれくらい準備をすれば良いかを知るためには、老後にかかる生活費を把握しておく必要があります。厚生労働省の調査※によると日本人の平均寿命は男性が81.5歳。女性は87.6歳です。 長生きすることは嬉しいことなのですが、金銭的な面で考えると「長生きリスク」が大きくなるといえます。「長生きリスク」とは、長生きすることによって、老後に備えた生活資金などが枯渇し、経済的に困窮してしまうことをいいます。生活費だけではなく、場合によっては介護費用も視野に入れておく必要もあるでしょう。ここでは夫婦二人の老後の生活、単身世帯の生活に分けて、何にお金がかかるのかみていきます。※厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」より
◎夫婦2人の老後の日常生活費は月額約22万円
◎単身世帯の最低日常生活費は月額約13万円
◎「ゆとりある生活」を送るとなれば…?
旅行費用などを含めた夫婦二人の「ゆとりある老後の生活費※」は平均37.9万円。夫婦2人の老後の最低日常生活費は22万円ですので、そのギャップは15.9万円。単身世帯での余裕ある暮らしに関する単身世帯のデータはありませんが、最低限の生活費に加えて5〜10万円程度は確保するとすれば、やはり最低限の生活費に対して5~10万円のギャップが生じるというわけです。
※生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度
◎まとめ
老後の生活費の「ギャップ」を意識して早い段階から備えましょう。生活費の内訳は、老後のライフスタイル・夫婦かひとり暮らしか・持ち家か賃貸か・健康状態などによって大きく変わります。FPと相談しながら、自分のライフプランに合ったオリジナルの運用方法を検討してみてくださいね