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ETF(上場投資信託)やったほうがいい?

更新日:2021年5月14日

資産運用をする際、ETFも投資対象商品としてポートフォリオをに組み入れを検討する人も多いと思います。今日は、このETFについてみていきたいと思います。


ETF

ETFとは上場投資信託(Exchange Traded Fund)のことを表します。投資信託が証券取引所に上場しているので、株の売買と同じように証券会社を通して取引ができます。ETFは指数連動型上場投資信託と、それ以外のものに分けることができます。


指数連動型上場投資信託

ETFの価格が日経平均やTOPIX、S&P500指数などの株価指数、商品価格、商品指数などの指数(インデックス)に連動するようにつくられたインデックス型投資信託の一種で、証券取引所に上場している株式と同様に取引できます。

株式投資を始める際、どの会社の株式を購入したらいいのかわからない時や、日経平均に連動するように運用したい時などにうってつけの商品です。



ETFの特徴


先物取引やオプション取引でしか取引されない指数(株価指数)に投資できる。

例えば、日経平均株価やTOPIXといった株価指数に投資をしたいと思っても、通常は先物取引でしか指数に対する取引は行っていません。しかし、ETFを利用すれば日経平均のETFなら最低数万円からの投資が可能となり、指数に対する取引ができ、日経平均株価やTOPIXの動きに近い運用が期待できます。


取引価格がリアルタイム

ETFは、証券取引所を通じて取引されます。通常の投資信託(非上場投資信託)は基準価格をもとに取引を行いますが、ETFは株式取引と同じようにリアルタイムで売買が行えます。そのため、例えば、朝方日経平均連動のETFを29000円で購入し、お昼に日経平均が29500円に上昇していたら、その日のうちに売却して短期に利益を取ることも可能です。


手数料の安さ

ETFの売買手数料は、各証券会社での株式売買手数料と同額です。そのため手数料の安いネット証券で取引をすれば0.1%前後の売買手数料でETFの売買が可能です。通常の投資信託の販売手数料はノーロード投信もありますが通常1~3%程度であることを考えると安い手数料で売買が可能です。また、信託報酬についても一般的に同じ指数に連動を目指すインデックス型投資信託と比較して安くなる傾向があります。



ETFの種類


▶ 国内株価指数連動ETF

日経平均やトピックスなどの価格に連動するようなETF


▶ 外国株価指数連動ETF

NYダウなどの海外市場の株価指数に連動するようなETF


▶ 商品ETF

金、原油などのコモディティ(商品)価格と連動するようなETF


▶ 不動産ETF

東証REIT指数などといった不動産市況に対して連動するようなETF


▶ 債券ETF

債券価格指数うに連動するように作られているETF


このように、海外の株価やコモディティ価格に連動するようなETFもあります。


ETFはポートフォリオを組む際、長期的に相場上昇をみていく上で、おススメしたい商品です。外国証券口座ではSPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF(SPYD)やバンガード トータル・ストック・マーケットETF(VTI)などの海外ETFに投資することも可能です。

インデックス型投資信託の手数料は下がってきていますが、まだ手数料や売買の利便性などはETFの方が優位です。

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