童話「アリとキリギリス」に学ぶライフプランニング

イソップ童話の中でも有名なお話の一つ「アリとキリギリス」。ご存知の方も多いと思いますが、簡単にあらすじを説明しますと。

夏の間アリは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはヴァイオリンを弾き歌を歌って過ごしていました。やがて冬が訪れキリギリスは食べ物を探しますが見つかりません。キリギリスは食べ物をアリたちに分けてもらおうとお願いをしますが、アリたちは「君は夏には遊んで歌っていたんだからら」と食べ物を分け与えることを拒否しキリギリスは飢え死にしてしまう。(エンディングはアリさんたちが食べ物を分けてあげてキリギリスは反省してハッピーエンドというのもありますね。)

簡単にお話するとこんな話です。イソップ童話の中ではアリさんは正しくキリギリスは間違っているという風な形で描かれていますが、ライフプランニングにおいては一概にそうとは言えません。

将来が不安な為にお金を一生懸命に貯める。もちろんこれは正しいことですし、私たちFPもどうやったら将来的にお金を貯められるかこういったご相談によく乗らせて頂きます。

ただ将来が不安なので闇雲にお金を貯める、怖くてお金を使えないなど少しでも多くお金を貯めることが目的になってしまうとそこはFPとしても違うのではないかと思います。

そもそもお金は自分自身の人生を充実させるためにあるもの。それであればアリさんたちのように冬に備えて一生懸命働き蓄えることだけでなく、キリギリスさんのように夏も楽しむこと。それがあって初めて充実した人生と言えます。年配の方から将来が不安で子供などに迷惑をかけないよう節制して一生懸命貯めてきたが、そうしているうちに体を悪くして遠くに出かけられないようになってしまった。こんなことならもっと元気なうちに自分のしたいことをしておけば良かったなんて話をよく聞きます。

なのでアリさんのように楽しみなく将来の為に一生懸命貯めることも大切ですが、一度しかない人生の充実には今の楽しみにも重点をおくことは非常に大切ですよね。

例えば収入が同じで毎月同じ金額を貯蓄に廻すAさんとBさん、Aさんは貯める金額を全て銀行へ。Bさんはすぐには使わないお金は長期の運用ができる金融商品へ。  Bさんの長期運用の金融商品の平均利回りが5%だった場合30年経つと預け入れた金額は倍以上になります。つまりBさんは長期運用の貯蓄分に関しては半分の金額でAさんと同じ結果が出る。目標とする金額が同じであれば、結果Bさんは残り半分を今の楽しみに使うことができますね。

お金がなくなる怖さに一生振り回されて頑張って働き、貯め続けるアリさんのようなタイプも間違いではないのでしょうが、お金の仕組みを知ってキリギリスさんのように今をきちんと楽しみながら、きちんと将来来る冬に備えて困らないようにしていける。それが本当に皆さんにとっていい人生ではないでしょうか?

もちろん貯蓄の比率や老後の生活の考え方等等その人によって収支は全然違ってきます。ライフプランは100人いれば100通りで同じものは存在しません。

だからこそ詳細なライフプランをシュミレーションすることにより、より今を楽しみながら将来の不安も解消出来る貴方に1番合った具体的な方法が考えられます。

アリさんでもキリギリスさんでもなく、自分や家族の人生を一生謳歌出来る為にまずはライフプランを作成されてみては如何でしょうか?

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