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必見!開業医の為の3ステップ節税対策!

執筆者の写真: 石井 悠己也石井 悠己也

医院やクリニックを経営されている皆様の中には、節税対策などで頭を悩ませている方も多いのでは

ないでしょうか?

頑張って働いてお金を稼ぐと・・所得税

医院や家を建てたら・・固定資産税

起業したら・・法人税

亡くなったら・・相続税

etc…


払う税金を少しでも安くしたいと思うのは当然の事かと思います。

今回の記事はそんな税金の負担を少しでも軽減できるよう節税対策についてまとめてみました。

少しでも医院経営のお役に立てれば幸いです。


手軽に導入できる対策から、やや技ありの対策まで段階的にご紹介していきますので、ぜひお読み頂ければと思います。



ステップ1 まずはここから


ステップ1でご紹介する3つに制度関しては、比較的手軽に導入ができ、数十万~の所得控除が可能です。

所得控除額が増えればその分所得税や住民税の負担が減らせるため、収入が安定している医院の先生はまずはここからはじめてみてはいかがでしょうか?


小規模企業共済に加入する


小規模企業共済は年間84万円まで掛金を積み立てることができ、掛金はその全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除できる。

廃業時の共済金や65歳以上の解約手当金は退職所得(1/2課税)医業又は歯科医業を営む個人が、小規模企業共済制度を使って「掛金」を積み立てて、将来事業を廃止した場合等に、それまで積み立てた掛金に応じた「共済金」を受け取ることができる仕組みです。 「個人事業者向けの退職金制度」といえます。



中小企業倒産防止共済に加入する


中小企業倒産防止共済は年間240万円まで掛金の積み立てが可能で掛金はその全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除できる。

任意解約の場合の解約手当金は事業所得の収入金額となる。

中小企業倒産防止共済は取引先倒産に備えるための共済制度

取引先が倒産したことによる影響を受けて、その取引先に対する債権等が貸倒れになってしまうことによる連鎖倒産や経営難に陥ることを防止するための共済制度です。



確定拠出年金(iDeCo)に加入する


確定拠出年金は個人事業主の場合年間81.6万円まで掛け金を積み立てる事ができ、掛け金は全額

所得控除できる。(勤務医の場合は27.6万円)

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とは、公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金で、加入者が拠出する掛金をあらかじめ用意された金融商品で運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取る制度です。